2011年7月13日水曜日

AWEA報告 風車業界の成長

 2010年にアメリカの風車事業は15% の成長を遂げた。そしてアメリカでの新規電力分の26%が風力発電だった。
 とAWEAU.S. Wind Industry Annual Market Report 2010年版(http://www.awea.org/learnabout/publications/factsheets/upload/Market-Update-Factsheet-Final_April-2011.pdf )にはある。
 昨年中に5116MWの導入がなされているので、累積で、40181MWとなり、1000万世帯のアメリカの家庭での電力使用量をまかなうことができる。
「アメリカの風車事業は、政府からの助成金を永遠にとることができる、他のエネルギーとの競争をしてきました。風力発電は、継続的に2007年から35%の成長を遂げてきました。これは、石炭と原子力を併せた値の倍です。」とAWEACEOであるDenise Bodeは言う。
AWEAのレポートからの統計によると、風力は低コストと他の資源との競争性により依然アメリカ国内のエネルギーの中で重要な役割を果たすことになる。また、天然ガスによる発電につぎ、2位の新規導入量を誇っている。
さらに、風力発電の入手性が良いことから、2010年から、また、Section1603の減税対象となっている。
新たな建設開始に加えて、2010年には新規メーカーの参入が目立った。
2009年から業界に14社も参入してきた。
 アメリカの風力発電市場は今年5600MWの建設中風車を抱えている。この量は2010年初頭の倍の発電量である。201012月のSection1603減税の継続決定は開発業者たちに、アメリカの風車市場の成長継続を印象付けた。
 しかしながら米国ではいくつかの従来のエネルギー源が残っており更なるエネルギーポートフォリオの多角化が必要だとAWEAはいう。

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