2011年7月17日日曜日

英文を早く読むための個人的な方法 その1 読むのが遅い理由

ここ、基本的に「翻訳の練習」してるわけです。
勉強のために。
で、自分なりに、英文を早く読むコツをまとめておこうと思います。

もともと、エンジニアであった私(いや、今もだよ。)が、畑違いの法律の世界に放り込まれて数週間は、はっきり言って、日本語も英語も分からなくなりました。
あるいは、英語を知らない人は英文を早く読めるようにはなりません。
こういうのは「知識的要因」であり、ここで述べる方法では早く読めるようにはなりません。

ここでは、テクニカルな要素について説明したいと思います。

「なぜ、読むのが遅いか」---
①読み返し
なんか、マジメに読みすぎてません?
特に専門分野の英文は、1文ごとの意味の把握をしようと、一生懸命に読んでいるような印象があります。
実は、これ最悪です。
高校生のころ、意味も分からず、ホワイトヘッドだの何だののいわゆる「哲学書」なるものを読まされました。ええ。英文で、英語のテキストが、それだったのです。あと、シェークスピアだとか…
当時、「マジメ」な学生だった私は、一語ずつ、意味を調べて、一文ずつ訳して…意味がさっぱりわかりませんでした。はい。
何をするべきだったのか、今の私が当時のにあえば言うでしょう。
「わかんなくても、訳せなくてもいいから、とにかく段落一個は読み通せ。
「辞書なんか引かなくていい」
そういうことです。

②音読
中学生の頃、全員で教科書のつまんねぇ英語を音読させられましたね?
「This is a pen.」
だめです。絶対。本当は全ての英語教育上、やめて欲しいですね。

これ、何から来ているかというと、寺子屋の「素読」なんです。(たぶん)
でも、考えてみてください。中学の英語教師は日本人でしたね?
寺子屋のお師匠さんは日本人で、素読の内容は、
中国語を日本語にして読み下すテクニックによって翻訳された日本語」だったんです。
ちなみに、今中国系の友人たちと話すと、江戸時代の庶民の教養「四書五経」程度を読んだことのある人はほとんどいません。
中国語を話さなくとも、(当時の先進国であった)中国語文献を日本語として理解できる能力の開発だったんですね。

日本訛りのおかしな英語の発音を身につけても、英語を日本語として読む能力は身につきません。
閑話休題

英語を読むときに声に出してはダメ。
「文字→音→訳→日本文→理解」 より 
「文字→理解」 か
「文字→日本文→理解」 のほうが圧倒的に早い。

③マジメ
効率が悪いので、何度も読み返さない…
あ、①とほとんど同じだ。
 

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