2011年7月14日木曜日

風力で走る---AWEA 2011

Green Mountain Energy社は、排気ガスを出さない電気自動車を立ち上げた。テキサスの風力発電の電力を使ってプラグイン式の電気自動車(PEV)とプラグインハイブリッド式の電気自動車(PHEV)の2種類が対象。
 「排気ガスをださない電気自動車」は電気自動車の普及を目的として開発された。
信頼性の高い製品で、購入者には12ヶ月の特別価格を提示する。
 販売対象は、テキサス在住の他の電力会社から電力を購入している人と、既存のGreen Mountain Energy社の顧客で、PEVPHEV1台目の車にしている人。
 Green Mountain Energy社は広域に電気自動車用インフラを設置する個人会社であるeVgo社と提携して、家や道での充電手段を提供する。---- AWEA North American Windpower p171

電気自動車については、思うところが多い。
自分たち中堅のサラリーマンには、Leafやらe-MiVなんか、とても買えないけれど…
文中にある「排気ガスを出さない電気自動車」っていう表現は個人的に嫌い。
ライフサイクルアセスメント(LCA)的にどうなのだろうか?インフラ整備の経緯での排気ガスは?
風車翼のGFRPやCFRPは20年くらいすると分別されていないゴミになるわけだが、その処理はどうするのか?

クリーンディーゼルではいけないのか?
さらに、クリーンディーゼルを進めた発想として、大気中の(人体に)有害なCOなどを燃焼させて、CO2などの(人体に)無害な物質に変換させるタイプの吸気より排気が「きれい」な内燃機関だって考えられるだろう。

一方で、個人所有の資産をスマートグリッドのための、揚水式発電のダム=蓄電池としてつかうことも視野にいれているのだろう。

物事を簡単に考えて、それでよしとする。
「見える化」したような、
単純なビジュアル的なものしか頭に詰まっていないし受け入れない
多くの日本人をみると絶望的な気持ちになってくる。

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